43.5文型 part 6【第5文型、S+V+O+Cの仕組みを解説】

中学生

第5文型

第5文型とは、S+V+O+Cの形を取り、O=Cの関係が成り立つ文型です。

第2文型とは違い、補語Cは主語の補語ではなく目的語の補語になります。(S=Cではなく、O=Cということ)

ちょっと要点を先に言い過ぎて難しかったかもしれません。

読み進めればしっかり理解できるようになっていますので安心してください。

第5文型の理解のコツ

第5文型では、いつもO=Cの関係が成り立つ、ということを意識するといいです。

「O」とか「C」とかがよくわからない人はこの記事をご覧ください。

例えば、

I saw him running.
「私は彼が走っているのを見た」

という文章を分解します。

S”I” + V”saw” + O”him” +C”running”

そうすると、上のような関係になります。

そして、そのうえで、O=Cの関係が成り立つ、ということは、目的語を主語にした場合、第2文型S+V+Cが成り立つ、ということになります。

目的語Oを主語Sに置き換えるとこんな感じになります。

“He was running.” ← “I saw it.”
「彼は走っていた」←「それを私は見た」

これをイメージすると文の理解がしやすくなります。

使役動詞とは

have, make, let, get, leaveなどが第5文型で使われるとき、使役動詞と言ったりします。
その状態にさせる、使役する、という感じです。

She made me crazy.
「彼女は私を狂わせる」

“I was crazy” ← “She made it”
「私は狂った」←「彼女がそうした」

Please get it done quickly.
「早くそれをやってしまってください」

“It is done” ← “Please get it quickly.”
「それは完了」←「早くそのようにしてください」
※itがdoneの状態に早くしてください、という感じですね。

Leave me alone!
「放っておいてくれ」

“I am alone.” ← “leave me.”
「僕は一人」 ← 「放っておけ」
※僕が一人の状態に放っておけ、という感じです。

知覚動詞とは

see, smell, hear, findなどが第5文型で使われるとき、知覚動詞と言ったりします。
その状態を見る、聞く、感じる、つまり、知覚する、という感じです。

I saw him running.
「私は彼が走っているのを見た」

“He was running.” ← “I saw it.”
「彼は走っていた」←「それを私は見た」

I found the movie very exciting.
「その映画がすごいエキサイティングだとわかった」

“The movie was very exciting.” ← “I found it.”
「その映画はすごいエキサイティング」←「私はわかった」

その他の第5文型を取る動詞

名前系の動詞(name, callなど)があります。

My dad named my sister Elizabeth.
「お父さんは妹にエリザベスと名付けた」

“my sister = Elizabath”に”My dad”は”name”した、という感じですね。

Don’t call me Bob, I am Robert.
「俺をボブと呼ぶな。俺はロバートだ。」

“me = Bob”と”call”するな、ですね。

まとめ

第5文型はO=Cの関係が成り立つ
S+V+O+Cの形を取る
使役動詞「OをCにする」
知覚動詞「OがCだと感じる、知る、思う、見える、聞こえる」
名前動詞「OをCに名付ける、任命する、呼ぶ」

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