関係代名詞(目的格)とは
2文を1文につなげる接続詞の働きと、文の中にある名詞を詳しく説明する働きをするのが関係代名詞です。
と、ここは前回と同じですが、今回は目的格の関係代名詞。
どうちがうのでしょうか?
I went to a big event.
I liked the event very much.
「大きなイベントに行きました」
「そのイベントはとても気に入りました」
前回と少し関係が違うことに気づいた人は、できすぎ君です。
続きを読む必要もないでしょう(笑)

関係詞節の目的語になる部分が前に出て、関係代名詞として働く形です。
関係詞節や先行詞などの言葉の説明をもう一度前回の囲みを再掲して説明しておきます。
関係代名詞がさす名詞(名詞句)を「先行詞」と言ったりします。
先行詞を説明するのが関係詞節、と言ったりもします。
この文章だと、
先行詞は”a big event”
関係詞節は”that I liked very much.”
関係詞節から見たときの先行詞は目的語になるので目的語の関係代名詞、ということです。
では、もう少し具体例を見ましょう。
He is the man who I hate the most.
彼が私が一番嫌いな人だ。
He is the man.
I hate him the most.
をつなげてあるわけです。
関係代名詞”who”は先行詞”the man”を説明しています。
そして、関係詞節”I hate the most”の目的語が関係代名詞”who”です。
人を表す関係代名詞に”whom”を使う場合や、”who”を使う場合、”that”を使う場合、省略する場合、どれも間違いではなく使えるのが目的格の関係代名詞です。
上の例文なら・・・
He is the man that I hate the most.
He is the man whom I hate the most.
He is the man I hate the most.
全て、間違いではなく使えます。
Paris is one of the cities.
I want to visit Paris someday.
この2文をつなげると
Paris is one of the cities that I want to visit someday.
今回は関係図はなしです。
どれがどうつながっているか、頭に浮かべば、理解は完璧です!
関係代名詞(目的格)の例文
「すごく好きな大きなイベントに行きました」
「彼が私が一番嫌いな人だ。」
「パリはいつか訪れたい都市のひとつだ」
「あなたはあなたが一生涯忘れることのない人と出会うだろう」
「たった1週間前に親父が買った機械が動かない」
「その男は私が信頼できないことを私に言った」
「どうして会いたくない人に会わなきゃいけないの?」
※be supposed to ~ = ~すべきだ
「私の息子が学校の旅行からちょうど帰ってきた。その旅行は彼がずっと参加するのを楽しみにしていた。」
「ママが私が料理を習い始めるのを励ますために料理包丁を私に買ってくれた。」
「どうにかして見栄えがましになるように今現在取り組んでいる裏庭用に芝の種を買いました」
※work on = 取り組む
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