28.現在完了 part 1 【今までに習った時制の整理】

中学生

いよいよ中学2年生最後の項目、現在完了形です。

英語の理解の中でも、とても大切で、しかもよく使う用法です。

例文を暗記して、使い方に慣れ親しめば、理解はグッとしやすくなります。

現在形過去形現在進行形過去進行形未来形、いろんな時制を習いましたが、頭の中で整理できているでしょうか?

この機会に、今まで習った時制を復習・整理してみましょう。

時制とは、文の要素の一つで、時間軸の前、後、今を示します。

現在形

実は「今」のことではなく、特にいつ起こったかを示さず、物事や人の特性・性質、状態や習慣・習性を表します。

Amanda is tall.
アマンダは背が高い。
→今・現在はあまり関係ない。アマンダの背は昨日も高かったし、明日もきっと高いだろう。アマンダは背が高い人なんだよ、と言いたいだけ。

I am fat.
僕は太っている。
→今太っている状態を表します。

Chloe is happy.
クローイは幸せだ。
→感情に関することは、今、現在の状態を表し、今のみのお話。
前はどうだったか、これからはどうかはこの文では触れられていません。

Brian runs fast.
ブライアンは速く走る。
→今・現在はあまり関係ない。ブライアンが走るのは昨日も速かったし、明日もきっと速いだろう。

過去形

Amanda was tall.
アマンダは背が高かった。
過去のこと。昔は高くて、今は低くなった人がいるかって?
アマンダは過去のひとで、今はもうこの世にいないかもしれません。言い方を変えると、アマンダの今はこの文には含まれていない、ということです。今、アマンダがどうなっているかについてこの文は何も言っていません。ただ、単に、過去、アマンダが背が高かった、と言っているのです。

I was fat.
僕は太っていた。
→今も太っていれば言えない言い方。過去に太っていたがやせた、の響きがある。

Chloe was happy.
クローイは幸せだった。
→ある過去の時点で幸せだった、と言っていて、今については触れられていませんが、暗に今は幸せじゃない、という響きもあります。

Brian ran fast.
ブライアンは速く走った。
→この場合はある過去の時点のブライアンの動作があったことを示します。
今は走っていません。もちろん走れるかもしれないし、その実今も走っているかもしれませんが、そんなことは話し手にとって関係ないので、言っていないだけかもしれません。

現在進行形

“Amanda is tall.”や”Chroe is happy”のような彼女の性質や状態についての現在進行形はありません。

「アマンダの背が伸びている」や「クローイは幸せになっている」という言い方は現在進行形が可能です。

Amanda is getting taller.“や”Chloe is becoming happy.“です。

ある動作や状態が現在も進行中であることに進行形は使われます。

Brian is running fast.“はもちろんOKです。
今、ブライアンが速く走っている!場合であれば、進行形はもちろん使えます。

過去進行形

過去のある時点で物事が進行中の時に使う表現です。

Brian was running faster than his opponent.
「競争相手よりブライアンは速く走っていた。」

Chloe was becoming happier as she saw her mom smiled.”
「クローイは彼女のお母さんがほほ笑んでいるのを見て幸せになってきていた」

未来形

考え方としてはまだ起こっていない未来のことなので、非常にわかりやすいですね。

復習したい人は14.未来形を参照してください。

長くなり過ぎました。

本題、現在完了については次回、しっかり解説していきます。

今回は例文もなし。

たまには休んじゃいましょう!

ではまた次回に!

下が次の記事です

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