形容詞的用法
形容詞の説明は不定詞 part 1でやったように名詞を修飾(説明)するのが役割でしたね。
不定詞の形容詞的用法も同じように名詞を修飾します。
形容詞は一般的に名詞の前に来て後ろの名詞を修飾することも説明済みですよね。
おなじみのこんな感じです。
a big house
house(家)という名詞の前にbig(大きい)がついて、名詞について説明しています。
ところが、この不定詞の形容詞的用法では、名詞の後ろについて、前の名詞を修飾します。(後置修飾と言います)
こんな感じです。
a house to live in
住むための家
a friend to talk to
話しかける友達
something to drink
何か飲むもの
somebody to play with
誰か一緒に遊ぶ人
形容詞的用法の不定詞部分の日本語訳は「~するための」とか「~すべき」になります。
不定詞の形容詞的用法と一緒に普通の形容詞を使う場合、こんな感じになります。
a big house to live in
住むための大きい家
a good friend to talk to
話しかけるためのいい友達
普通に名詞の前に形容詞をつけて、名詞の後ろに不定詞が来てさらに説明する感じです。
ただし、名詞がsomebody(someone)、something、anybody(anyone)、anything、nobody、nothingでは普通の形容詞のつけ方が変わりますので注意してください。
some(any, no)thing(body) + 形容詞 + 不定詞の形容詞的用法
の語順になります。
I need something cold to drink.
何か冷たい飲み物が欲しい
I want somebody cool to play with.
誰か一緒に遊べるかっこいい人が欲しい
I can’t find anything good to say.
いうべき良いことが見つからない
(よく使う表現で「うまい言葉が見つからない」「うまく言えない」みたいなときに使います)
不定詞の形容詞的用法の例文
「彼は住むための大きい家の購入を決めた」
「誰か話しかけるいい友達はいないの?」
「彼には今日やるべき宿題がいっぱいある」
「何か面白い本ある?」
「私には一生を共にする素晴らしい妻がいる」(for my entire life = 私の一生の間)
「何も言うことはありません」
「何か冷たい飲み物が欲しい」
「誰か一緒に遊べるかっこいい人が欲しい」
「うまい言葉が見つからない」
「この部屋にいる重要な人だれでもいいけど知ってる?」
では、次、不定詞の副詞的用法に行きましょう。
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