話し手から見て未来の事柄を言うときは未来形を使います。
パターン1 助動詞”will”を使う
It will be fine tomorrow.
明日の天気は良くなるでしょう。
Will it be fine tomorrow?
– Yes, it will.
– No, it will not. (No, it won’t.)
It will not be fine tomorrow.
willは下のカコミのように”‘ll”と短縮して書かれたり、”will not”も”won’t”とかかりたりします。
I’ll do that.
それ、俺やります。
We’ll be ok.
私たち大丈夫だよ。
She won’t hear you.
彼女はあなたの言うこと聞かないわ。
パターン2 ”be going to”を使う
I am going to see her this afternoon.
私は今日の午後に彼女と会います。
Are you going to see her this afternoon?
– Yes, I am.
– No, I am not.
I am not going to see her this afternoon.
“going to”は口語(話し言葉)で”gonna”のように言われたり、書かれたりします。
She is going to go crazy! → She’s gonna go crazy!
彼女、狂っちゃうよ!
どっちを使うの? will? be going to?
パターン1、”will”とパターン2、”be going to”はどのように使い分けられるのでしょうか?
この表がきっと役に立つはずです。
will + 原形動詞 | be going to + 原形動詞 |
---|---|
1.話し手が話しているときに決めたこと Tom: I can’t find milk in the fridge. (fridge: 冷蔵庫) Mom: Really? I will go and get some. トム:冷蔵庫にミルクがないよ。 お母さん:本当?じゃ、買ってくるわよ。 | 2.話し手が話す前に決めていたこと Tom: I can’t find milk in the fridge. Mom: I know. I’m going to go and get some in this evening. トム:冷蔵庫にミルクがないよ。 お母さん:そうなのよ。夕方に買いに行く予定にしているの。 |
3.話し手の考えに基づく予測 It will be sunny tomorrow. きっと明日は晴れね。 | 4.話し手が(多くの場合、聞き手も)見たり聞いたり できることによる予測 Look at the sky. It is going to be sunny tomorrow. 空を見てよ。明日は晴れね。 |
5.未来の事実 The sun will rise tomorrow. | |
6.約束・依頼・拒絶・提案 I’ll see you tomorrow. Will you help me? I will not do that for you. Won’t you come over? |
という感じです。
例えば、こんなシチュエーションならどうでしょう。
Tom A: I’ll get it!
Tom B: I’m gonna get it!
Tom AとTom Bのどっちが正しいでしょうか?
答えはTom Aです。
なぜかというと、Tom Bはまるで電話が鳴る前に、鳴るのを知っていたかのように聞こえるからです。
表の1のパターンですね。
Tom: Hey, what are your plans for next week?
Mary A: I’ll go on holiday next week.
Mary B: I’m going to go on holiday next week.
こちらはどうでしょうか?
答えはMary Bが正解です。
なぜなら、来週の予定は?と聞かれて、「ホリデーに出かけます」という予定をこたえるのですが、willを使うとまるで今聞かれて決めたように聞こえるからです。
表の2のパターンですね。
予定なので、事前から決めていたはずです。なので、この場合はMary Bになります。
では、例文に行きましょう。
未来形の例文
すべて、解説に出てきた例文ですので、覚えやすいかと思います。
例文を覚えることで、willとbe going toの違いも覚えてしまえるといいですね!
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