11.be動詞の過去形

中学生

be動詞、am, you, isの過去形はwasとwereがあります。

I am happy. (私はうれしい)
I was happy. (私はうれしかった)

のように過去の状態を示します。

was = 主語が単数(amとisの過去形)
were = 主語が複数か2人称単数(areの過去形)

のルールだけです。

書き換えドリルなどをやった経験があると思いますが、be動詞の過去形は、I was ~、You were ~、They were ~、He was ~などの言葉の流れを頭に入れることに集中すれば、すぐにマスターできる範囲です。

では、例文に行きましょう。

be動詞の過去形

I was very sad.
「私はとても悲しかった」

He was so scared then.
(*scared 怖がっている)
「彼はその時とても怖がっていた」

She was so hyped up at the party.
(*hyped up はしゃいでいる)
「彼女はそのパーティでとてもはしゃいでいた

You were not welcome.
「君は歓迎されてなかった」

We were grateful for his kindness.
「私たちは彼の親切に感謝の気持ちだった」

They were in the school then.
「その時彼らは学校にいた」

I was not home then.
「その時私は家にいなかった」

Our boss wasn’t happy.
「私たちの上司は不機嫌だった」

It was very hard for us.
「それは私たちにはとても難しいことだった」

What was that about?
「いったいあれなんのことだったの?」
(解説)
これもよく使う言い回しです。なんだかわけのわからないことが起こったり、されたり、言われたりした後によく言います。

be動詞の過去形のサンプルダイアローグ

Tom
Tom

My father was a great tennis player then.
「父はすごいテニスプレイヤーだった」

Mary
Mary

Oh, so he is not now?
「おー、てことは今はそうじゃない?」

Tom
Tom

No. He is too old for that.
「うん。もうそれには歳を取りすぎててね」

Mary
Mary

You can’t help getting old.
「歳には勝てないもんね」

過去形で言うと、暗に「今はもうそうではない」という意味になります。
なので、メアリーは「いまはもうそうじゃないんだね」と理解し、確認しています。

あと、もうひとつのポイントは、トムの”No. He is too old for that.”「うん。もうそれには歳を取りすぎててね」の翻訳です。

ここ、日本語と英語の違いなのですが、英語では”No, ~”なのに、日本語では「うん。~」になっています。

日本語では、メアリーの否定文全体を肯定する意味で「はい」「うん」などと言いますが、英語では、否定の疑問文などに対しては、その文が否定文ならNoになります。

ややこしいので、もう一度別の例文で説明します。

Aren’t you tired?  疲れてないの?

  • No, I am not.  うん。疲れてない。

返事が、I am not tiredなのでNoなのです。日本語訳に引きずられないようにしましょうね。

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